その取引先、本当に大丈夫ですか?
最近の倒産事例を調べてみると興味深い事がわかります。
①2008年上期までは倒産の規模が小型化していました。
⇒中小企業の倒産が増えていた。
②2008年下半期から倒産の規模が大型化しています。
⇒大企業の倒産が増えています。
データをとってみると、大企業の倒産件数が増えた後は、決まって中小・零細企業の倒産が増えます。ピラミッドの上から下へ流れるように倒産の規模が小型化して分散していきます。
理由はかんたんで
大企業の下にはたくさんの中小企業、その下には零細企業が下請けとしてぶら下がっているからです。ただし、すぐには影響は来ません。取引先が減って売上が数%下がるのです。しかしその売上数%の低下がじわじわとボディブローのように効いてきます。
皆さんの周りで今まで
「あそこは資金力があるから大丈夫」
「あそこは個人が資産家だから大丈夫」
などと言われていた会社は本当に大丈夫でしょうか?
「いや。あそこは本当にお金持ちなんで潰れるわけがないんだよ。」
と言われる社長さんが結構いらっしゃいます。
しつこいですが、
「本当に大丈夫ですか???」
「あぶない」
と思われていた取引先が倒産してもダメージは少ないのです。
だって皆さん「あぶない」ことを前提に取引しているでしょう。
「大丈夫」
と思われている会社が倒産した時、それはとんでもないダメージとなって
皆さんの会社に影響を与えます。
私が色々な会社をコンサルティングする中で1年前と180°財務内容が変わっている会社をたくさんお見受けします。
手間と支出をかけてでも「大丈夫だと思う会社」こそ、これを機会によくお調べになった方が良いでしょう。
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