お金の戦略コラム スタードッグス 黄金の法則

「速い脳」と「遅い脳」

金融コンサルタントの目線

私たちには「速い脳」と「遅い脳」があります。


見た目・好き嫌い・第一印象を優先に即座に意思決定をするのが、速い脳。

論理的に根拠立て、物事を照らし合わせてゆっくり考えるのが、遅い脳。


人間は動物ですから・・・
危機が迫ると即時に「逃げなきゃ!闘わなきゃ!」の判断が必要。
食べていいか、ダメかの判断もそうでしょう。

我々は多くの場合、直感的な速い脳に頼っています。

逆に遅い脳(合理的に、順序立てて考える)事は
時間がかかるし、努力がいるから、省エネモードで使いません。

だから私たちは疑ってかかる事が必要です。


何を!? 

速い脳 をです。


直感 や 第一印象 に引きずられていないか?

合理的に考えているつもり!!

だけど「速い脳」で出た結果を「遅い脳」で
擁護しているに過ぎないのではないか・・・と。


しかし多くの場合、
直感的で感情的な「速い脳」には勝てません。。

恋愛で周りが大反対する【ダメな人】に惚れ込んだ事はありませんか。
ちがうの、ちがうの、だって彼は・・・って。。

感情で動く恋愛なんかの場合は特に
直感的で感情的な「速い脳」には勝てません。。


ビジネスでも同じ。
第一印象が良すぎて・・・自分の好きな分野だから・・・
本来以上にビジネスの可能性を高く見積もり過ぎてしまう事は無いですか?

ただしビジネスでは恋愛と違って「やめとけ!!」と言ってくれる人は少ないんですね。
カモにされる事はあってもね。


人、ひとりで速い脳と遅い脳を、同時稼働させる事は不可能です。

・・・だからビジネスではチームを組むんです。


会社には取締役がいて。役員会議があって。
顧問会計士がいて。顧問弁護士がいて。

ビジネスや会社はたくさんの人の脳をつかって
動かされているのです。


何でもひとりでやろう!は危険なのです。

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